屋外にいる方は足を止めて空を見上げてみてください。屋内にいる方は窓から空を眺めてみてください。
今日の空はどんな色をしていますか?青いですか?オレンジですか?白っぽく見えますか?
いろいろな表情を見せてくれる「空」。美しかったり、おどろおどろしい色をしていたり、名称があることも。
この記事では、空の写真や名前を解説しているおすすめ図鑑を3冊紹介します。
空の名前がわかったら、家族や友人にも教えてみてください。忙しい毎日でも、ふと空を見上げるきっかけになるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
空に見とれてしまう「不思議で美しい空の色彩図鑑」
内容紹介
宇宙にまで続いていく大気には、人間が作ったどんな物よりもスケールの大きな、美しい色彩の現象が存在している。――本書「はじめに」より
白い雲、七色の虹、赤い太陽……子どもの頃、画用紙に描いた空の色たち。でも、実は空には「青い雲」や「白い虹」、「緑の太陽」なども存在していること、ご存じでしょうか。
本書では「グリーンフラッシュ」や「月虹」「地球影」など、大空に描き出される不思議な天気の現象を美しい写真とともに紹介します。さらに、「空はなぜ青いのか」「夕焼けと朝焼けはどちらが赤い?」など、だれもが一度は疑問に思う「空の不思議」についても解説。各現象ごとに、「見られる季節」「見やすい場所」など、観察のヒントもご紹介しています。
空に現れる色は、すなわち「いま空で何が起きているか」ということ。色がわかれば、天気がわかる! 光と空気が織りなす、不思議な「空の色彩」の世界をお楽しみください。
【引用】PHP研究所(武田康男 著)
おすすめポイント
表紙が鮮やかな「不思議で美しい空の色彩図鑑」は、全5章でまとめられた空の図鑑です。空の青、夕方のオレンジだけでなく、月・雷・オーロラなども紹介されています。
“観察のヒント”や“空はなぜ青く見えるのか”など、空をさらに楽しめる豆知識があり、何度読んでも新しい発見を得られるでしょう。
オレンジ色の夕焼けや赤い夕焼け空もきれいに撮影されているので、色が好きな方にもおすすめしたい一冊です。
雲は10種類なのに奥深い!「雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑」
内容紹介
世界気象機関による100近い雲の分類をすべて網羅、写真で名称がわかる初の図鑑。虹や彩雲、ハロなど空の光学現象の写真も満載! 観察に役立つワザも伝授。
【引用】草思社(村井昭夫 著 /鵜山義晃 著)
おすすめポイント
雲の分類は基本的に10種類。「10種雲形」と呼ばれる10種類はさらに細分化され、100種類近くの雲があります。その雲の写真がたくさん載っている本が「雲のカタログ」です。
雲の名前は同じでも、時間帯(夕方など)や高度(山の上など)によって見え方が変わります。
普段から目にする雲にも名前があり、雨雲にも種類があります。珍しい雲も紹介されているので、ふと空を見上げてみたときに見つけられたらラッキーですね。今日の雲はどんな雲なのか、ぜひ調べてみてください。
リニューアル版である「新・雲のカタログ」が2022年に発売されたので、これから購入するならば「新・雲のカタログ」がおすすめです。
空の名称が盛りだくさんな「空の辞典」
内容紹介
四季や天候をあらわす空の言葉を、 雲・風・雨・雪・霧・光・色 の7つのテーマにわけて紹介。言葉にはそれを表す写真が添えられ、目で確認しながら、より具体的に意味を理解することができます。また、空はときどき、わたしたちの心を癒してくれるときがあります。そんなメッセージもところどころにさりげなく登場し、辞典でありながらも、心の栄養となるエッセンスも含んだ本です。老若男女問わず、プレゼントにも最適!
【引用】雷鳥社(小河俊哉 著)
おすすめポイント
「空の辞典」は手の平サイズの本なので、持ち歩いたり部屋でごろごろしたりしながら読めます。小さいので本棚にもすっぽりはまり、置く場所に困りません。
水色のドットから生み出されるデザインも秀逸で、漢字の一部を変化させてもどのテーマかがわかるのも魅力です。
本の中身は空の写真に一言コメントがつくタイプ。“雲・風・雨・雪・霧・光・色”の7つを網羅しているので、入門編としてもおすすめです。
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